|
夏場の散歩時のアスファルトによって『犬の肉球』はやけどの危険性大
夏の散歩は熱中症も怖いけれど、肉球のやけども怖いのです
近年、夏の日中は３５℃を超える日も当たり前になってきました。アスファルトの温度は６０～７０℃にも達していて、私たちが歩いていても地面から放射される熱気にはめまいがするぐらいです。そんな時、犬が靴も履かずにアスファルトの上を歩いた場合、焼かれたフライパンの上に乗るようなものです。
当然、肉球は火傷をしてしまうことになります。一度肉球を火傷してしまうとなかなか治らず、完治までに時間がかかるため、注意してみてあげないとなりません。
肉球のやけどを防ぐ対策ですが、夏の日中にアスファルト上での散歩はしないことに尽きます。
とは言っても、毎日の散歩でストレスが発散できていたり、散歩後のトイレが日課になっている子に運動をさせないのは酷なことです。そんな時は、早朝の１日のうちでも比較的温度の低い時間帯に散歩をすることが望ましいです。
どうしても日中にお散歩をする必要がある場合は、少しでも涼しく暑くない場所でのお散歩を心掛けましょう。芝生や土を歩かせ、なるべく日陰を選んでお散歩をするだけでも、アスファルトと比べると約10度ほど温度が違うと言われています。
そして、お散歩から帰ったら肉球を清潔にした後に保湿クリームやローションで肉球をケアしてあげましょう。また犬専用の靴やソックスで保護してあげるのも効果的です。
このきれいな肉球は守ってあげないと
そのように注意していても、肉球がやけどしてしまうこともあります。
あなたの愛犬が下のような行動を取っていたら「肉球のやけど」を疑ってください。
・歩くのを嫌がる
・肉球に赤みや黒みがある
・肉球に腫れや水疱ができている
・過度の足舐め、足かじりをしている
・肉球がカサカサ・ひび割れしている
気になる症状があった場合には、病院にご相談ください。
|
